2025/06/03 12:00（公開） 
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普通に暮らしているだけなのに、どこからやってきたのか床にホコリが積もっている。気になるけど毎日掃除する余裕がない。「誰か掃除しといてくれないかな…」と一度でも思ったことのある人は少なくないのではないでしょうか。
そんな願いを叶えてくれるのが、いわゆる「ロボット掃除機」！ スイッチを押すだけで、自動的に床に落ちたゴミやホコリを取り去ってくれます。掃除機がけは自分でもできることとはいえ、ロボットがそれをやってくれるとなれば、その間に他の家事ができたり外出する時間ができたり、時間の有効活用にかなり役立ちます。
最近のロボット掃除機はどんどん進化していて、掃除で回収したゴミを自動で「ステーション」に吸い上げるもの、掃除機についているモップ洗浄や乾燥まで毎回行ってくれるものも増えてきました。人間がやりたくないことを全部やってくれる！ 私もロボット掃除機が欲しい……！！
でも、ロボット掃除機って多機能なぶん大きくてゴツゴツした印象で、家電量販店などで実物を見てみるとその存在感にひるんでしまった人もいるのではないでしょうか。
特にひとり暮らしだと「狭い部屋でも動かせるのか」「他のインテリアの邪魔になるかも」と思ったり、「このお値段なら自分で掃除するほうが……」と躊躇してしまったりして、なかなか導入に踏み切れないなんてこともありますよね。
“コンパクト” “ファッショナブル” “高機能” “リーズナブル”、この四拍子を備えたロボット掃除機があればなあ……。
ありました。その名も「DEEBOT mini」！ 世界170カ国とその地域に家庭用ロボット掃除機メーカーを展開するメーカー・エコバックス（ECOVACS）が5月23日に発売した新商品。価格は6万9800円（メーカー希望小売価格）で、ロボット掃除機のエントリーモデルとしてはちょうどよい価格帯です。
ステーションは高さわずか38.5センチ、本体のサイズは直径28.6センチとコンパクトで、ひとり暮らしの部屋でも邪魔にならない大きさです。狭いスペースもスムーズに走行でき、8000Paの強力な吸引力でゴミをお掃除。それでいて、スタイリッシュなデザインでインテリアの邪魔になりません。ゴミ吸引のほかに水拭き機能もついているので機能性も◎。
そして一番の注目ポイントは、ステーション上部のウォータータンクになんと6種類のカラバリがあること！ クリアでポップなカラーのウォータータンクはオシャレなインテリアアイテムのような見た目……好きな色で空間を明るく彩ることができます。
ロボット掃除機に求める理想の機能が全部ある……。とはいえ実際に使ってみないことには真価はわかりません。ということで、今回は「DEEBOT mini」を使ってレビューしてみました。
お部屋をスタイリッシュに彩る豊富なカラーバリエーション
さっそく「DEEBOT mini」を空間に設置してみました。こちらはベーシックカラーのミッドナイトブラック（黒）。クリアブラックのウォータータンクと白い本体のコントラストがシックで、空間をぴしっと引き締めてくれます。本体もステーションもコンパクトなのでそこまで場所をとることもありません。
クリアブラックもいい感じですが、この他に合計5色のカスタマイズ可能なウォータータンクも用意されていて、好きな色のタンクに変えることでイメージチェンジできるのが「DEEBOT mini」の大きなポイント。別の色も試してみましょう。
あらあらあら！ サンシャインゴールドのタンクにすると、空間がぱっと明るくなりました。タンクの色を変えるだけでこんなに変わるんだな～。家具とのバランスもいいですし、ロボット掃除機だけが悪目立ちするなんてこともありません。
エメラルドモスに変えてもかっこいい！ 近未来のような、それでいてレトロなロボットのような不思議なかっこよさがあります。タンクのカラーが空間のアクセントになるので、「DEEBOT mini」込みでインテリアを考えるのもなかなか楽しいかも。
アメジストヴェールは少し大人っぽい雰囲気です。周りの家具から色を拾うと、ぐっとまとまりがある印象になりますね。
ブロッサムピンクはビビットなクリアピンクです。元気な印象のビタミンカラーで植物の緑色との相性もばっちり。ピンクは素材によっては子どもっぽくなりがちな色ですが、タンクの透け感によってスタイリッシュな雰囲気が出ています。
ディープサファイアは、知的で落ち着いた青色です。主張しすぎずクールに空間をまとめてくれます。友人をお家に招いても「きれいな青ですね。まるで吸い込まれそうなほどに……」と話題の中心になるのではないでしょうか。
カラーバリエーションがポイントとは聞いていましたが、まさかウォータータンクの色を変えるだけでここまで空間の印象が変わるとは！ と驚きました。コンパクトでファッショナブルな「DEEBOT mini」。タンクの色に合わせてお部屋のコーディネートを考えるのも楽しいかもしれません。
清掃力も申し分なく、操作もラクラク！
カラーバリエーションが豊富なのはわかりましたが、ロボット掃除機の本懐は「部屋をきれいに掃除する」ことです。ただのインテリアになってしまっては本末転倒ですからね。
「DEEBOT mini」にはパワフルな吸引機能と本格的な水拭き機能が備わっており、ホコリやこびりつき汚れもしっかり掃除してくれます。本体は比較的軽いため持ち運びもラクラク。
専用アプリをインストールすれば、手持ちのスマホがリモコンに変身。
電源のオンオフや、ステーションへ本体を戻すのもスマホでコントロールできるのでとても便利です。吸引力や水拭きの水量、掃除のスピードなどもコントロールできて「もうちょっとこうしてほしいな」まで叶えてくれる、すぐれものです。
それでは本体のスイッチオン。今回は細かなゴミと落ちた髪の毛を想定したダミーゴミを用意してみました。果たしてちゃんと掃除できるのでしょうか。ドキドキしますね。
いけーーーーーっ！！！！！！
あっ！ 吸ってる吸ってる！ ブラシが細かなゴミを絡め取ってくれています。
用意したゴミが多かったので時間がかかっていますが、強力なパワーで難なくゴミを吸い取ってくれました。すごいぞ「DEEBOT mini」。静音設計で稼働時の音も抑えられており、うるさく感じることはありませんでした。
壁際にたまったチリやホコリも……？
「DEEBOT mini」がしっかり吸い取ってくれました。動きを微調整しながら障害物に沿って動いてくれます。ソファーやテーブルの脚などもセンサーで感知して隅々まで移動するため、より広い空間を掃除することができます。
「DEEBOT mini」がステーションに戻ると、ステーションが吸引したゴミを自動で集めてくれて、汚れたモップも自動で洗浄・乾燥を行ってくれます。いちいち本体からパーツを取り外す必要がないのってめちゃくちゃ助かる……。汚水を捨てるのも給水もスムーズです。
ということで使用感もばっちりでした。スタイリッシュでコンパクトで機能的、これは文句なしですね。
「DEEBOT mini」は、ロボット掃除機の導入を考えている人にぴったり！
ということで「DEEBOT mini」の使用レビューをお届けしました。
ロボット掃除機のカラーバリエーション、盲点だったかも！ タンクの色が変わるだけで、ここまで空間の印象が異なるとは驚きです。
「DEEBOT mini」本体にはミッドナイトブラックまたはディープサファイアのウォータータンクが標準で付属していて、他カラーのタンクは別売となっています（タンク単体の無料キャンペーンも不定期で実施）。 タンクが別売なので、部屋の模様替えに合わせて色を変えたり戻したり、後から別の色が欲しくなったら買い足せたりするのもいいですね。
ロボット掃除機の大きさやデザインが気になって購入をためらっていた人には、「DEEBOT mini」はまさに救世主と言えるのではないでしょうか。日本の住環境にもぴったりのサイズ感で、ひとり暮らしで掃除に悩んでいる人や、パートナーとの同棲などで生活環境が変わる人のエントリーモデルとしてもぴったりなはず。
「DEEBOT mini」で快適なロボット掃除機ライフを！ それではこのへんで！
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（おわり）